こんばんわ、けんぽく(@kenpokufriends)です。
皆さんは、「ビジネスモデルキャンバス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「ビジネスモデル」なら聞いたことあるけど・・・
という方が大多数だと思います。
実はこの「ビジネスモデルキャンバス」というツール、読者に価値を届けたいブロガーにぴったりのツールだったんです!
今日は、なぜこの「ビジネスモデルキャンバス」がブロガーにオススメなのか、詳しく解説していきます。
本記事の3行まとめ
・ビジネスモデルキャンバスを描くことで、あなたのブログは「見える化」できる。
・ブログをビジネスとして捉えよう!
・あなたのブログ、ぼくが『見える化』します!
あなたのブログ、上手に伝わってますか?
皆さんはブログを書いていて、こう思ったことはありませんか?

「誰に向けて」書いた記事なのか、わからないな・・・

わたしの記事、本当に「誰かの役に立ってる」のかしら・・・。
実は、ぼくもブログを書き始めてから何度かこういう経験をしています。
過去の記事を振り返ってみれば、「誰得なんだこの記事・・・。」という記事が量産されています。
ただ日記のように記事を書いていくのもブログの楽しみ方ではあるのですが、せっかく書くのであれば「誰かの役に立って」かつ、「資産になる」記事やブログを作りたいと思いませんか?
この記事は、「誰かの役に立つ」ブログや記事を、「戦略的に作る」ヒントとなるよう作成したものです。
ビジネスモデルキャンバス(BMC)ってなに?
ここでやっと本題の「ビジネスモデルキャンバス(BMC)」の話に移ります。
ビジネスモデルキャンバスとは、ビジネスを9つの要素に分類し、それぞれが相互にどのように関わっているのかを「見える化」したものです。
このツールは、企業が新規事業に参入する際や自社のビジネスモデルの見直しをする際に、実際に使用されています。
ビジネスモデルキャンバスのメリットは、A4用紙1枚で簡単にビジネスを把握できることです。
また、9つの要素に分解していくので、今まで見ていなかった観点から自分のビジネスを考えることもできます。
では、ぼくがなぜこのツールがブログ作成に最適かと思ったか。
それは、「自分のブログを簡単に見える化」してくれるからに他なりません。
後日、ぼく自身のブログを見える化したものを掲載しますが、単なる雑記ブログとしてスタートしたぼくのブログを資産化するための重要な設計図となりました。
9つの項目の意味
ビジネスモデルキャンバスの要素は、
顧客セグメント(CS)
顧客との関係(CR)
チャネル(CH)
提供価値(VP)
キーアクティビティ(KA)
キーリソース(KR)
キーパートナー(KP)
コスト構造(CS)
収入の流れ(RS)
の9つの要素から成り立っています。
難しいですね笑
ブロガーの皆さんにイメージしてもらいやすいように、一つ一つ説明していきます。
あなたの提案できる「価値」はなんですか?
ビジネスモデルキャンバスを作る上でもっとも重要になるのが「価値提案」です。(図では価値提供となっています)
『「価値提案」といわれても・・・特別なことやったことないし・・・。』と思われる方が大半だと思います。
ここではちょっと言葉を変えて、「読者に伝えたいこと」としましょう。
「転職経験」を例にしてみましょう。
・なぜ、転職しようと思ったのですか?
・その時の職場にどんな不満があったのですか?
・どのような方法で転職先を選んだのですか?
・転職する前と後で、あなたの生活にどんな変化がありましたか?
きっとあなたは、もっともっとたくさんのことを考え、悩み、感じたはずです。
その時の経験や情報を、次で説明する「顧客=読者」に、あなたの言葉で伝えることが「価値提案」にあたります。
価値提案は「コンセプト」とも言い換えられます。
「より良い転職を応援するためのメディア!」とか「転職したい人の背中を押します!」って、明確なコンセプトになりますよね。
BMCの右半分は、読者との繋がりを示します。
顧客セグメント
顧客はあなたのブログに訪れる「読者」のみなさんです。
あなたのブログの読者はどんな人でしょう?
先ほどの「価値提案」で、あなたの提案できる価値は「転職経験」としました。ですが、読者の皆さんがよく読んでいる記事は別のものだったとします。
あなたの提供する価値 ≠ 読者の求めているもの
では、せっかくのあなたの経験が活かされまてせんね。
いわゆる「プロブロガー」と呼ばれる方々のブログは、
提供する価値 = 読者の求めているもの
になっています。
もし、「転職経験」を価値として提供していくのであれば、特化ブログにするのも戦略の1つかもしれませんし、逆によく読まれているジャンルにさらに注力するのも戦術の1つです。
顧客との関係(Customer Relationships)
顧客とどんな関係性をもつのかも重要な要素です。
多くの人は、「読者」として関係を築きます。Twitterもやっていれば、フォロワーがそれにあたりますね。
固定ファンが増えれば、サロン運営等で更なる関係が築くこともできます。
チャネル(Channels)
どんなにいい内容の記事でも、読者に届かなければ意味がありません。
チャネルは、読者にあなたの価値を提供する経路、またはその価値を宣伝する経路のことを言います。
例えば、記事を更新したらTwitterやFacebookで記事更新のお知らせをする。
オンラインサロンに参加していれば、作業報告をする等がこれにあたります。
収入の流れ(Revenue Streams)
この項目は、収益化を目指すブロガーさんに特に考えて欲しい部分です。
あなたの経験を読者に届けた結果、
・多くの読者に見てもらえてアドセンス収入が発生した。
・転職の時に利用した転職サイトがとても使いやすかったので、そのサイトのアフィリエイトを貼ったら収益が発生した。
・転職の時に読んだ本を記事にしてAmazonアフィリを貼ったら、多くの人に買ってもらえた。
というのが、収入の流れです。
あなたの経験を読者に伝えて、それを収益に結びつける。
自分の経験が誰かの役に立った結果、収入が得られるなんて嬉しいですよね!
BMCの左半分は、自分自身についてです。
キーアクティビティ(Key Activities)
あなたの価値を届けるために、あなたはどんな行動を行いますか?
記事を書く、ツイートをする、見やすいブログ作りをするなどできることは沢山あります。それら1つ1つの行動が、ここにあたります。
キーリソース(Key Resources)
これは、価値を届けるために必要な資源を示します。
今回の例の場合、「転職した経験」がリソースにあたります。
他にも、その時に得た知識や情報、書籍や人との繋がりも考えられるかもしれませんね。
キーパートナー(Key Partners)
あなたが価値を届けるために必要なパートナーは誰でしょう?
はてなブログのような無料ブログ、Twitterも大事なパートナーですよね。
他にも、あなたの記事に共感してくれて「私の経験も伝えて欲しい!」と言ってくれる読者の方も、立派なパートナーです。
コスト構造(Cost Structure)
最後の項目はコストについてです。
例えばワードプレスでブログ運営を行っているのであれば、
・サーバー費用
・ドメイン費用
・ブログテーマの購入代金
・プラグイン使用料
などが挙げられます。
他にも、良い記事を書くために書籍を購入したり、取材をする方もいるかもしれません。その時の費用なんかも、コストとして考えてみましょう。
ビジネスモデルキャンバス、ここさえ押さえれば大丈夫!
この記事をご覧頂いて、「ビジネスモデルキャンバスを書いてブログを見える化してみよう!」と思った方もいらっしゃると思います。
でも、正直9つも要素があっては、どこから書き始めていいのかわからないかと思います。
そこで、ぼくが考える『もっとも大切な2つのポイント』をお示しします。
ぼくは、「価値提案」と「顧客セグメント」がもっとも力を入れて考えるべきポイントだと考えています。
「ブログ」は、あなたの
経験や情報=価値
を
顧客=読者
に届けるための手段です。
どんな顧客に、どんな価値を届けたいか。
これを明らかにできれば、7割完成したも同然です。
あなたのブログ、ぼくが『見える化』します!
新企画の告知です!
【あなたのブログ、ぼくが『見える化』します!】
あなたの記事がきっと誰かの役に立つ、そのお手伝いをさせて頂きます。
— けんぽく@ジャックナイト参加 (@kenpokufriends) June 5, 2018
実はこのビジネスモデルキャンバス、ぼくが担当する企業様のビジネスモデルを見える化する際によく使用しているものです。
以前通っていた起業家向けスクールでは、このツールを活用して10社以上の新規事業の立ち上げをお手伝いさせて頂き、スクール卒業時にはこのツールをテーマにした論文で最優秀賞を受賞することができました。
『あれ、このツール使ってブログを「見える化」したらおもしろいんじゃね?』
というのが、この企画の発端です。
同じブロガーとして、『ぼくの提供できる価値は何か?』と考えた結果、『ブログをビジネスとして成功させるお手伝い』という価値提案に至りました。
お金をいただく以上、金額以上のリターンを提供できるようにするのがプロ。
そういった気持ちでお手伝いさせて頂きます。
もし、興味が湧きましたら、是非お気軽にご連絡ください!

見える化ブロガーけんぽくと申します。
『歩く経営企画室』で自称『最強の左腕』
『価値を生み出すお手伝い』をテーマに、あなたに役立つ記事を更新中!
ブログの『見える化』コンサルティングもやってます。
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